Last Updated: 2021年6月20日
前回のガジュマルの記事から数日後、ちょっと天気が悪かったんですが晴れ間を見計らって植替えと剪定を行いました。
というわけで手順を追って解説します。これが合っているかは分かりません汗。
準備
用意したものはこちら。

今回は鉢底石は使わず、代わりに普通のベラボンを使います。
ベラボンとは、椰子の実を加工して作られた土に変わる素材。とっても軽いです。このサイズ(5L)なら片手はもちろん指一本でも大丈夫:)
ベラボンとベラボン・プレミアムの違いは用途によって使い分けができる、という感じです。今回は先述のとおり普通のベラボンは鉢底石代わり、ベラボン・プレミアムは用土の代わりとして使います。
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メネデールは発根促進剤。。。かと思っていたら実は活力剤的に使える「植物活力素」です。もちろん植え付け/植替え時にも有効です。
元肥になる肥料は土を使わない事から化成肥料にしました。観葉植物は窒素が多ければとりあえず良いんじゃないでしょうか。ちなみに今回はNPK10-10-10のやつです。
植木鉢は6.5号のお洒落度高めの「三河焼」の鉢。今回使う鉢の模様は釉薬ではない塗装なので多分通気性もあるはず。

(色違いになりますが釉薬タイプもあり、さらにお洒落です:))
植替え
まずは植替えから。
鉢の底をつくる
最初は鉢底ネットを敷いて鉢底石代わりにベラボン(普通)を入れます。この時点で一回水を吸わせて少々押し込みます。次に元肥を置き、ベラボン・プレミアム(以降ベラボンと略します)をかぶせます。

ここで一旦とめてガジュマルを鉢から抜く作業に移ります。
ガジュマルを引き抜く&根の整理
鉢の口が本体より若干小さいので少し苦労しましたが、割箸で縁をほぐし、色々なところから叩き、力を少々入れてゆすりながら引き抜くとなんとか取れました。

買ってからまだ1年も経っていないんですが、ガジュマルの横幅が一杯一杯というところも植替えの理由だったりします。というわけで根はまだ回ってません。
根を洗って土を極力落とします。ベラボンの清潔さを保つのと、この中にほかの植物の種なんかもあるかもしれないので。
(そういえば実際キノコが生えた事がありました。。。w)

水で洗いつつ割箸でほぐすと細かい根が取れていきます。残った細い根も剪定バサミで切り取りますが、あまり切るのも怖いので太い根の先端あたりでおかっぱにしました。
新しい鉢へ
これで新しい鉢に入れる準備が整いました。さっそくガジュマルを鉢に合わせて適量のベラボンを入れ、根が埋まりそうな所まで来たらガジュマルを乗せてさらにベラボンを追加。
ベラボンを入れつつ時折割箸をザクザクと突っ込んでベラボンを隙間に押し込んでいきます。
こんな感じで埋まりました。

水やり…予想外の展開
根が埋まるまで入れたら、次は水やり。
水やりはメネデールを入れて発根促進させます。水挿しに水1リットル+メネデールの規定量10mlを追加して鉢に注ぎます。

ここで予想外のことが。
水をやり始めて2~30秒程度で底から水が出てきました!よく見るとわかりますが表面のベラボンはまだ乾いている部分があります。

さすがベラボン、水はけ良すぎるぜ!
そのまま水を流しながらかけてたんですが、そういえばこの水はメネデール入りなんだった!
もったいない&また薄めて作るのはメンドクサイ!ということで受け皿に流れ出た水を溜めて、その水を鉢に戻します。するとすぐに下から出てくるのでまた溜めて戻す。それを数回やりました。
(両手を使う作業だったので写真は撮れずw)
数回繰り返したところで飽きたこれくらいでいいだろうってことで完成ということにしました。
使ったベラボン・プレミアムは半分程度。

いよいよ丸坊主!
さて、いよいよ剪定していきますよー。
丸坊主なので何も考える必要はありません。枝の根本からバッサバッサ切っていきます。
そういうわけでものの数分でこんな姿に。小さな葉を3枚だけ残しました。ここからまた茂ってくることを祈ります。

よくみるとこの根っこ、象だかタコだかに見えませんか。。?スター・ウォーズではクオレンですかね?w そういえばクトゥルフ神話にもいたような。。

以前剪定した枝を並べてみました。前回の記事通り、全部葉のところから枝が伸びて「くの字」になってます(左端のは葉が落ちた)。

その後
3日後、葉の付け根に芽が伸びてきてます。順調に育っていると思われ一安心。

しかし、ここで一つ困ったことが。今回ベラボンのみで植えたことで、水やりのタイミングが分からなくなりました。。。!
というのは、ベラボンって水を与えても土のように粘っこくなくサラサラしてて指にまとわりつきません。水をやった直後ならまだしも、土が乾き気味の状態の「まだ少し湿り気があるな」という感覚が指先では分かりません。
さらに小さめの化粧石を置いちゃったもんだから、指を突っ込むと結構化粧石が中に深く潜ってしまい、さらにベラボンが表に出て見た目がちょっと汚くなりますw。
この2つをどうにかできないかな、ということで登場するのが

このサスティーは、鉢に挿すと鉢の中に水がどのくらいあるかが簡易的に分かるというもの。
水が十分あれば先端の窓の中にある「リフィル」が青く、乾いてくると白くなるので、水やりのタイミングがひと目で分かります。さらに指をベラボンの中に入れる必要もなくなるので、化粧石も綺麗に保てます。
早速挿してしばらくするとリフィルが下からじわじわと青くなりました(挿す数時間前に水は与えていた)。ベラボンで上手く機能するのか少々不安でしたが大丈夫なようです。

というわけで、暫くはガジュマルが成長するのを楽しみしています。また復活したら(。。枯渇しても汗)記事にしますね。
※ジオラマチックな計画は頓挫しました。。。汗
前回の切り戻しはこちら:切り戻し剪定から9ヶ月
続きはこちら:丸坊主剪定から6週間後